さよなら

Twitterで語ると迷惑がられそうなことを綴るブログ

自殺未遂の話

お久し振りです。白瀬です。なかなかショッキングなタイトルですが、読んで頂けると嬉しいです。

 

数時間前、わたしは自殺を図りました。Twitterのアカウントを削除し、数名にメッセージを送り、浴槽にお湯を溜め、カッターで腕を切りました。

お湯は血の巡りを良くするかなと思いきや、ところどころ血は固まっていきました。経血がついた下着をお湯で洗ってはいけない理由がここでわかりました。お湯ではなく、水。実際に行う場合は水のほうがいいと思います。

意識がふわふわとしている間にも、メッセージを読んだ友人からは引っ切り無しの返信と電話の嵐。そして、父からの電話。

わたしは遺書を書いていました。脱衣所に置くつもりだったのですが、気が急いて、ダイニングテーブルに置きっぱなしだったことを忘れていました。夜勤で18時まで起きてこないはずの父は、たまたま目が覚めて、その遺書を読んだのだと思います。意識が薄れ行く中、「白瀬が遺書残してどっか行った」と、誰かに電話をしているのが聞こえました。再び、わたしの携帯電話が震えます。何度も何度も震えて、それをぼーっと眺めました。「なんでまだ意識があるんだろう」と、カッターの刃を何度も腕に突き刺して引きました。お湯に血が広がると、やっと楽になれるんだと、わたしは安心しました。不思議と痛みはありません。

そうして、わたしがいる浴室の扉が開きました。わたしを発見した父は「何してるんだ!」と叫んだと思います。わたしはその時たくさん泣きました。大声を上げて泣きました。父は私を抱きしめ、浴槽から腕を引き上げ、タオルをきつく巻いて、わたしを立ち上がらせました。ずっと座っていたからか、貧血かはわかりませんが、うまく歩けませんでした。わたしを支えながら、父はソファへ誘導しました。

「そんなに生きるのが嫌か」

その質問に、はいと答えることはできませんでした。

「親より先に死ぬなんてよっぽど親不孝だ」

そう叱られながらも、わたしは父に頭を撫で続けられていました。

「白瀬いた。風呂場で腕切ってた」

多分、母に電話をかけたんだと思います。

「あ、すいません。申し訳ないのですが、今日お休みを頂いてもよろしいでしょうか」

これは父の会社へだと思います。

 

いつもより早く帰ってきた母は、泣きじゃくるわたしの前に立ったあと、何も言わずに、いつも煙草を吸っている、換気扇の下に座りました。父に、「仕事行ってもいいよ」と言ったのは母です。「消毒液はないのか」と言ったのは父です。滅多に消毒液など使わない父は、消毒液がどこにあるのか知りませんでした。「いつものことだからいいよ」。母は、わたしがいつもしているアームカットとなんら変わらないと思っていたようでした。確かに、わたしは日常的にアームカットをしていますが、いつもの気休めのものではありませんでした(現に、今も傷口が痛んで仕方ありません)。「誰のせいでわたしがこんなに不幸なんだ!」と、八つ当たりしそうになりました。今回の自殺は、日々の積み重ねや家庭環境、最近判明した夢遊病(シューズボックスから自分のスリッパを取り出し、食事をする際に外す舌ピをきちんと外し、冷蔵庫の中に入っている自分が作った物をすべて平らげ、友人に電話をかけまくり、メッセージも送り、外したピアスとは違うピアスを付けて、最終的に自分のベッドに戻っていた)で、自分で自分のコントロールができないことへの恐怖が原因でした。

今まで何度か自殺を図っていますが、母の「またか」という態度がとてもつらかったです。確かにすべて未遂です。ですが、すべて本気で死のうと思っていました。それをわかってもらえていないみたいで、酷くショックを受けました。

それから母と会話をしましたがあまり覚えていません。わたしはずっと、父の抱擁と、頭を撫で続けてくれた大きな手を思い出しては泣いていました。こんなことをされたのは初めてでした。

 

以前のブログ(下記参照)でも記事にしたとおり、わたしは家族から肌の接触を、目に見える愛情を受けることはありませんでした。

shirose1.hatenablog.com

 

二十余年経って、初めてわたしは父からの愛情を知ったのです。

父は家のことに無関心で、もちろんわたしのことも愛していないのだと思っていました。自室に戻り、メッセージや電話をくれた友人たちに「死に損ないました」という格好の悪いメッセージを送り、留守録に入っていた父の声を聞きました。

「白瀬、どこにいる?電話ちょうだい。待ってるから、ね」

「白瀬、白瀬。電話ちょうだい」

「白瀬、白瀬、白瀬」

こんなに優しく情けない父の声を初めて聞きました。何度聞いても、涙が出る。

 

わたしは生きていていいんでしょうか。わたしは誰の特別でもないし、なんの才能にも秀でてない。挙句、仕事も家事もままならない。生きているのがつらい。

 

きっとわたしはこれからも自殺を企てるでしょう。いつか、いつか死ねることを祈って。